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2008年12月 6日 (土)

暖かなモノ。

母と約束していた
猫写真展に行ってきました。
編集委員のやましたも参加しています。

「平岡珈琲店 猫写真展3」

総勢23名の一人1点という
夫々の方の選ばれた1葉が
長い年月をかけて
お店全体に焚き込められた
コーヒーの薫りと一緒に楽しめる
素敵な写真展でした。

人によって好きな部分や表情が
こんなに違うのだと気づいたり
写真になって
改めて口の先、指の先、鼻の先まで
あの柔らかな毛にびっしりと
覆われているのだと思ったり
だから好きなんだと
自分の猫の好きな所に気づいて
ふっと笑ってしまいました。

どの1葉からも
「愛おしい」と
聞こえています。

平岡珈琲店のある御堂筋は
一面の黄金色で
遅く訪れた秋と
急に冷え込んだ空気と一緒に降りた冬に
透明な水色の空と銀杏の金色が
いたいくらいに綺麗でした。

H081208

同じ日の夜。
芝居を観に出掛けました。
サミュエル・ベケットの作品を
芝居とパフォーマンスで表現するというものでした。
私は寡聞で作品は読んだ事がなかったのですが
とても重量感のある読後感を味わいました。
言葉は
誰の口を通し
誰の体を借りて
ヒトに伝えられるかで
後ろにあるであろう意味や匂いが
変わるのだろうと思うと
まだ探せてもいない
ベケットの作品を読んでみたくて
たまらなくなりました。

少し冷たい所で
暖かなワインとラムを飲みながら
今日見たモノの事を考えながら
もっと自分にもできる事があるんじゃないかと
ちょっと胸を熱くしました。
でもそれはワインとラムのせいかもしれないけれど。

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