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2009年12月16日 (水)

そらから。

とうとう冬が来てくれた。
11月に生まれたのが理由ではないと思うけれど
冬の方が心が浮つく。
できれば
耳が切れそうな寒さがいい。

今朝は天気予報で朝から雨が降るかもと
言っていたので
いつもより
心持ち早く家を出ました。
この時期になると6時半ころはまだ夜が明けず
六甲の東端が
すこしだけ白と薄紫になりながら
まだ深い深い深海の空に吸い込まれています。

街灯が消えるのも同じ時間くらいで
まだ明けきらぬ薄暗い道路の街路樹が
まるで影だけ置いていかれたように見えます。
 
駅に向かう途中で
大きな公園の桜の木が
今はもう
葉を落とし
毛細血管のように
長く細く
節くれ立った根のように
枝は空に伸びています。
深海の空に
光の弱くなった
一つ二つの逃げ遅れた星が瞬くなか
桜の木は
空から
生えているように見えます。
自分が歩いている
このアスファルトは
この足下は
地にあるのか空にあるのか。

逆さまの桜が見られる
冬の朝が大好きです。

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