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2010年10月19日 (火)

アメリカとアルゼンチン。

午前中に外出。
ずいぶん陽の光が柔らかになってきました。
風が髪に櫛を通すように
幾筋か流れるように吹いています。
日傘を差すか少し悩んで
今日はやめておきました。

今日の目的は映画。
「ヤギと男と男と壁と」
「瞳の奥の秘密」を観てきました。

「ヤギと男と男と壁と」は
超能力部隊の話だと思っていたので
純粋に笑いに行ったのですが
深い挫折を味わった男達の
ある者は過去の確認と贖罪を
若者は生きるための何かを取り戻す
ロードムービーでした。
自分を自分の束縛から解放するのは
とても難しい。
まして許す事はなおさら。
言っていることや行動は可笑しいのに
なんだか最後には泣かされてしまいました。

「瞳の奥の秘密」は
長い時間閉じ込めていた想いと
時間が止めてしまった人生のお話。
治安が悪化する1970年代、
ブエノスアイレスで起こった事件を巡る人々の25年間。
過去と現代を行き来する
重厚で美しい映像。
空虚な時間を暮らす為には何が必要か。
人を許さずに生きて行くには何が必要か。

自分を許す、相手を許す、
自分を許さない、相手を許さない。
「許し」のための決着には
迷いと
寄り道と
時間と
繰り返しの後悔と
それでももう一度そこへ
戻る勇気がいるのかもしれない。

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